2021年 03月 08日
Celestron C8の補正板の清掃と光軸調整。
嫁に敷かれている身分なので高価な望遠鏡なんて夢だったのですが、ジャンクで出されているこのC8に出会いました。補正板にはカビが生えて曇りもあるようです。一応、カメラのレンズのカビ取りはした事があるので、躊躇なく入札。ライバルも居なくて3万円未満で落札出来ました。補正板の清掃の仕方はネットですぐに調べる事が出来ました。先ずは保持リングの取外し。
8本のネジを外し保持リングを取外します。保持リングはプラスチックなので割れないように注意が必要でした。補正板と鏡胴には隙間が少しあり、隙間を均等にする目的と思われる小さなコルク片がありました。これを掃除の時に鏡胴内に落としたり無くしてしまうリスクがあるみたいで慎重に補正板を外したのですが・・・
経年劣化で潰れて変形して、もはや意味を成さない状態でした。最初はコルク板を買って、厚みを調整して使おうとホームセンターに買いに行ったのですが、程よい厚みの物が見つけきれず。が、別の用事で釣具屋に行くとコルクテープ(TOHO,Inc.)というのがありまして、厚みがバッチリで、両面テープ付き。早速、スペーサー代わりに貼付。両面テープで着いたので落とす心配も減りました。
続いて光軸調整。
私は100均のバインダーをバラしてプラ板を切り出し自作しました。丁度、加工し易い程良い硬さとサイズです。
先ずは昼間に遠くの送電塔の航空障害灯である程度調整して、追い込みはPolarisにて行いました。
アイピースを覗きながらだと何処をイジれば良くなるのか、悪くなるのかも分からず、シュミカセの悪い癖のミラーシフトのせいで、いきなり対象が視界から消えたりと何度も鏡筒の前後を行ったり来たりして、かなり苦労します。スマホアダプターでスマホをコメリートし10倍拡大撮影しながら、行うと幾分楽になりますが、COMSカメラがあるとPCのモニターを見ながら調整出来るので圧倒的に簡単。
ピンクを時計回りに回すと締まり近づいてきます。
800倍に拡大すると、