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スマホで天体撮影

Celestron C8を手に入れましたが2020年は眼視がメインで惑星撮影は全てお気楽スマホコメリート撮影になってしまいました。一眼レフは持っていたのですが、勝手に敷居が高いと勘違いしてて・・・火星の大接近もあったのに大失敗(泣)
一応試行錯誤したので誰かの参考になるかもなので書きます。
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先ず、スマホアダプター。
①のタイプはアイピースの中心とスマホのレンズを合わせるのが難しく、ホルダー部分がiPhoneXsの場合だと軸を合わせると横のボタンを全部押さえてしまい緊急callモードになり使い物になりませんでした。
②のタイプは吸盤なので横のボタンは押されないので使えるのですが、アイピースをバネで挟み込むタイプなので、アイピースの中心に合わせるのは①より難しいです。なので①のアイピースを固定する部分に②の吸盤のホルダーを組み合わせて使いました。
③はアイピースの中心とスマホのレンズを合わせるのがとても楽。ホルダー部分も私が買った物は改造せずにiPhoneXsの横ボタンを押す事も無く、もうこれを使うと①と②は使えなくなりました。どのタイプも共通ですが、暗い所でアイピースの中心とスマホのカメラを合わせる時はいきなり星に向けるのでは無く、光に向けて合わせると楽です。
続いて、iPhoneのカメラアプリ
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最初から入っているカメラアプリでは惑星は写せません。
M cameraは直感的に操作し易くオススメです。ノイズはまずまず。
夜撮カメラはノイズが少なく感じますが使い難いので私はあまり使わなかったです。
NightCapはノイズは盛大ですが、ISO を擬似的にブーストして10000まで上げる事が出来ます。コレらのアプリとBluetoothのスマホシャッターリモコンを使うと、それなりの写真は撮れるようになります。
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こうしてスマホで撮った写真がこちら。
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初心者なりに頑張ったとは思いますが口径20cmを生かして無いですね。
NightCap肉眼で見るより遥かに明るく補正された画像をリアルタイムで見る事が出来るのて簡易的な電視観望や格子線表示出来るので、ファインダーにコメリートしてガイドカメラとして使うにはアリかも知れません。

余談。
光害地では暗い天体は周りの明るさに埋もれて見えません。

私の望遠鏡は自動導入じゃないので、暗い天体を導入するのに手こずっているので、暗視装置で電視観望&天体導入が出来たらなと思い、試してみました。

ユーコン SPIRIT 2X24

1世代 の暗視装置です。買ったのは2010年位かな、山籠りしながら夜行性の動物の観察目的に使ってました。映像増倍管によってわずかな可視光を何千倍にも増幅させることができるとの説明通りに全く見えない真っ暗な場所でも色は緑の世界ですが昼間のように明るく見えます。この暗視装置を天体望遠鏡に取り付けたらどんな世界が見えるのだろう?想像では天を覆い尽くす星・・

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実際は背景が明るくなりすぎて見えてる星しか見えません。第2世代とか、第3世代の暗視装置や光害の無い場所でどうかは分かりませんが、第1世代の暗視装置で光害地の電視観望は期待外れの結果に終わりました。

by celestronc8_o39 | 2021-03-30 00:14 | 天体撮影 | Comments(0)